Global Lens Awardsが右近倫太郎の4作品を批評|「Prince of Blue」ほかEditor’s Note掲載
Prince of Blue — RINTARO UKON|Global Lens Photography Awards 2025 Wildlife 1st Place Global Lens Photography Awards 2025の公式サイトで、写真家・右近倫太郎の受賞作品4点に、編集部による作品批評「Editor’s Note」が掲載されました。 中心となるのは、Wildlife部門1位を受賞した「Prince of Blue」です。受賞結果だけでなく、作品の構図、被写体との距離、時間の捉え方まで、国際写真賞の編集部が第三者の視点から読み解いています。 この記事の要点 右近倫太郎の4作品に、Global Lens公式のEditor’s Noteが掲載 「Prince of Blue」はWildlife部門1位受賞作品 水中・建築・文化遺産という異なる題材に共通する視点が批評された Global Lens公式インタビューも同時に公開されている Global Lens Awardsで4作品にEditor’s Noteが掲載 Editor’s Noteが掲載されたのは、Wildlife部門1位の「Prince of Blue」と、Honorable Mentionを受賞した3作品です。 Prince of Blue — Wildlife 1st Place ICON — Architecture Honorable Mention Silent Elegance — Architecture Honorable Mention THE SEA IS WATCHING YOU — Wildlife Honorable Mention ※ Global Lens公式ページでは「Prince of Brue」と表記されていますが、作品名の正式表記は「Prince of Blue」です。 Global Lens Photography Awards 2025 掲載ページ。Wildlife部門1位とEditor’s Noteが掲載されています。 主役作品「Prince of Blue」への評価 「Prince of Blue」は、フリーダイビングで海に入り、母クジラのそばから現れた子クジラと向き合った瞬間を写した作品です。 Editor’s Note要約:クジラの圧倒的なスケールを感じさせながら、頭部の模様や目、胸びれ、旋回の動きまでが捉えられている。撮影者が距離を奪ったのではなく、子クジラ自身が近づいたことで、この近さは相互的な関係として成立している——そのように読み解かれています。 作品を単なる野生動物の記録としてではなく、人とクジラが互いの存在を認めた瞬間として評価していただいたことは、この作品の背景を深く捉えた批評だと感じています。 フリーダイビングでクジラと向き合う理由 クジラへの接近は、スキューバタンクを使わず、自分の呼吸だけで潜るフリーダイビングで行っています。海の中で落ち着きを保ち、クジラを追い立てず、その環境の一部になることを大切にしているためです。 この時は、母クジラのそばから子クジラが現れ、自ら距離を縮めながら私の周囲を旋回しました。突然変化する動きに合わせ、呼吸を保ったまま、カメラ設定と構図を瞬時に判断して撮影した一枚です。 「Prince of Blue」が記録しているのは、近くでクジラを撮れたという事実だけではありません。人とクジラが恐れずに向き合い、一瞬だけ関係を結んだ、その時間です。 水中・建築・文化遺産を貫く視点 今回批評された4作品は、水中、現代建築、日本の文化遺産と題材が異なります。一方でEditor’s Noteは、そこに共通する「対象との関係」「静けさ」「時間」を読み取っています。 自分自身の説明ではなく、国際写真賞の編集部が作品をどう見て、何を受け取ったのか。その言葉が各作品の公式ページに残されたことを、大変うれしく思います。 Global Lens公式インタビュー Global Lens公式サイトでは、Wildlife部門1位受賞者としてのインタビューも掲載されています。クジラとの信頼、フリーダイビングで撮影する理由、ウェディング・風景・水中写真に共通する姿勢についてお話ししました。 Global Lens公式インタビュー「Rintaro Ukon — 1st Place, Wildlife」を読む よくある質問 Editor’s Noteとは何ですか? Global Lens Photography Awards編集部が、受賞作品の構図、表現、被写体との関係などを読み解いた公式の作品批評です。 批評が掲載された作品は何点ですか? 「Prince of Blue」「ICON」「Silent Elegance」「THE SEA IS WATCHING YOU」の4作品です。 「Prince of Blue」はどのように撮影されましたか? スキューバタンクを使わず、フリーダイビングでクジラと同じ海に入り、子クジラが自ら近づいてきた瞬間を撮影しました。 作品と公式批評を見る Global Lens公式ページで、「Prince of Blue」の作品とEditor’s Note全文をご覧いただけます。 Global Lens公式「Prince of Blue」作品ページを見る 作品を見つめ、言葉として届けてくださったGlobal Lens Photography Awards編集部に、心より感謝申し上げます。 右近倫太郎RINTARO UKON